週に一度1/3の換水で大丈夫?メダカの水換え頻度を攻略する!!

ワンポイント

こんにちは、スパイメダカです。

メダカの飼育水、どのくらいの頻度でどのくらいの量を換えますか?
一般的に言われる週に一度1/3の換水で大丈夫??
飼育環境や容器の大きさ・メダカの数、飼育している状況によって水の劣化スピードが変わるため、非常に難しい問題です。
問題の答えはご自身で飼育しながら探っていかなくてはならないため、攻略のポイントやヒントを「媛めだか」様のYouTube動画を基にまとめてみましたので参考にしていただけたら幸いです。

まずはこちらをご覧ください。

週に一度1/3の換水で大丈夫?メダカの水換え頻度を攻略する!!

水換えの頻度はメダカの飼育方法や飼育環境によって大きく変わってきます。

メダカの水換え、攻略への糸口

まずは攻略のポイントとなる状況を把握し、その容器の水の劣化スピードがどの程度なのかを考えてみましょう。

攻略のポイント
● メダカの数
● メダカ容器の設置場所
● 低床材の有無
● 頻繁に容器を丸洗いするかどうか

メダカの数について

容器の大きさに対しメダカの数が多いほど排泄物により水が悪くなるスピードが早いです。

メダカ容器の設置場所について

日中水温が上がりやすい場所もあれば上がらない場所もあり、水の劣化スピードも大きく変わります。
水温が急上昇する様な場所に容器を設置している場合、水の劣化スピードは速くなります。

低床材の有無について

砂利やソイルなどの低床材を使っている場合は濾過バクテリアが多く、ベアタンク(低床材無し)の場合濾過バクテリアは少なくなります。(濾過バクテリアはメダカが住みやすい水にしてくれているバクテリアです。)

頻繁に容器を丸洗いするかどうかについて

ベアタンク飼育でも長く丸洗いせずに飼育しているとバクテリアマットと言われるバクテリアの層ができ、その状態までなると濾過サイクルが形成することができます。
注:メダカの屋外飼育においてその状態を狙って作ることは非常に困難で時間もかかります。

具体的な飼育環境と水換えのポイント

ベアタンクで飼育する場合

メダカのエサ食いの様子はもちろんのこと、グリーンウォーター(青水)の濃さで判断するのも一つの基準となります。青水が濃くなってきたら薄めるような感覚で水換えしていくと判断基準となりわかりやすいです。

青水の水換えについてはこちらの動画をご覧ください。

また、飼育環境や季節により青水にならない時もあると思いますが、そういった時もメダカの動きなどを見つつ少しでもいつもよりエサ食いが悪いと感じたら早め早めに水換えをしていくと、使用している容器の最適な水換えのタイミングが徐々にわかってきます。

飼い方や環境によって換水の回数も変わってくるため週に1度の人もいれば、月に1度の人、足し水のみの人もいます。

「あの人が毎日換えているから」「あの人は足し水だけだから」とそれを基準にするのではなく、自分の飼い方でどのくらいの頻度の水換えが適切なのかを考えながら飼育することで次第に経験上の判断ができるようになります。
成長と共に水質悪化のスピードが上がる

飼育方法が同じでも同じ水換え頻度で良いとは限りません。
稚魚の場合、若魚の場合、大きな親個体の場合、数も含めて色々な条件があります。

仮に若魚の時は月に1度の水換えで間に合っていたとしても成長と共にメダカが食べる量や排泄物の量が増えていき、水が汚れるまでのスピードが成長と共に早くなり、同じ間隔で水換えしても追いつかなくなることもあります。

青水が白濁したら
雨などにより植物プランクトンが死滅すると青水が沈殿した状態になり白濁していきます。
この場合イレギュラー的に早期の水換えを行い維持していきます。

メダカの様子とともに飼育水の色や状態も観察し判断基準としてください。

季節に合わせた水換え

夏場は水温も高く水の劣化スピードも激しい為小まめに水換えをしながら維持していきます。仮に毎日水換えをしてもメダカへの負担は少なくむしろ調子が良い事も多いです。
しかし、同じような水換えを他の季節におこなうとメダカへの負担は大きく調子を崩してしまいます。

メダカの屋外飼育は毎月毎月季節が変わると共に飼育方法も少しずつ合わせるように調整していく必要があります。
メダカの屋外飼育は変化の連続

メダカの屋外飼育の場合、水質や水温が季節や天候により変化し、子だくさんのため常に数も変化、生まれてきた稚魚が若魚~成魚へと成長する過程で排泄物の量なども変化します。その変化に合わせた水換えや飼育方法を求められます。

メダカの水換え攻略まとめ

メダカの屋外飼育での水換えの頻度は飼育方法や飼育環境で様々で、季節や天候によってもメダカを飼育している水の劣化スピードが違うため「どのくらいでどれだけの量を交換したら良いか」は一概に言えません。
仮に同じ容器で、同じ大きさ、同じ数のメダカを飼育していたとしても、地域によって、また飼育環境によって水の出来具合や汚れ方も変わってきます。
そのため、水換えの頻度は自分自身で探っていくしかなく、出した答えも日々変化させ応用していくほかありません。

メダカのエサ食いの様子やグリーンウォーターの濃さや状態を観察し、ご自身の最適な水換え頻度とタイミングを見つけてください!!

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