日常的に与えるメダカの人口餌にはたくさんの種類があり値段もピンキリです。どれを選んだら良いのか悩んでいる方や現在適当に決めたものを与えている方の今後の餌選びに参考にされてみてください。
餌選びのポイント
餌を選ぶ際に注目すべき3点はこちら↓↓
● 原材料
● 価格
餌のパッケージの裏には保証成分や原材料などの記載がされています。保証成分とはタンパク質・脂肪・繊維・灰分などがあり、餌に含まれるそれぞれの割合の記載があります。それに対し原材料とは保証成分の基となる材料に何が使われているのかがわかります。同じような保証成分なのに価格がピンキリの理由としては使われている原材料によって価格に差があり、例えると高級な餌ほど同じタンパク質でも様々な原材料や良質な原材料が使われているといった理由になります。
迷ったらコレ!!おすすめ餌ピックアップ!!
事項では知っておいて損はない保証成分についての詳細をご説明しますが、そこまで追求しないからおすすめを教えてほしいという方も多そうなので先におすすめの人口餌をご紹介しておきます。
晩春から初秋におすすめの人口餌
メダカが活発に行動し産卵する季節には高タンパクな産卵促進の餌がおすすめです。
餌の消費が多く大きなパッケージでも良い方はこちらの2点。
↑↑ オキアミミール・フィッシュミール・イカミールとバランス良く配合されていて食いついも良く、少し小さめの粒なので育ち盛りの若魚の時期に最適です。すりつぶしてあげることで針子や小さな稚魚にも与えることが可能です。
↑↑ 大規模ブリーダーに好まれている印象の「おとひめ」。こちらも配合バランスが優れている餌です。オキアミミール主体に複数のタンパク源が配合されていて、個人的には色揚げ効果が期待できると感じています。
晩秋から初春におすすめの人口餌
内臓にも負担が少ない消化の良い餌で水温が低い時期や病後など、メダカの体調が優れない時にも安心して与えることができる餌となっています。活性が下がってきているメダカの内臓に負担がかからないようにタンパク質の値をおさえて消化に優れた植物性のタンパク質や、生きた善玉菌「ひかり菌」も配合されています。ひかり菌は腸内で活性化し粒を消化吸収しやすい状態に分解したり、排泄物の分解を促進することで飼育水の汚れをおさえる役割をしています。
針子用の人口餌はこちら
価格は少しお高めですが針子に必要な栄養の配合バランスが良く生存率を上げることができます。また餌を水面に落とした時の餌の広がり方も優れていて全体に餌を供給することができます。
保証成分について
保証成分にはタンパク質・脂肪・繊維・灰分などがあります。餌のパッケージ裏に配合割合が記載されていたりします。餌を選ぶ際に比較してみるもののよくわからないというのが正直なところかと思います。
メダカが活発的に動き回る季節・産卵する季節に与える餌の保証成分の注目ポイントはこちら↓↓
● 脂肪・脂質が10%以上あるか
● 灰分の他にリンの記載があるか
メダカの健康な体を作るタンパク質が豊富で、エネルギー源となる脂肪・脂質も多く配合されているのが望ましいです。また、灰分の一種である「リン」はメダカにとって重要なミネラルです。灰分とは別表記でリンの記載がされている餌はメーカーさんも重要視していることが見て取れるのでおすすめです。
メダカの活性が鈍化する季節や病後などに与える餌の保証成分の注目ポイントはこちら↓↓
● 脂肪・脂質10%未満
● 灰分・リンはしっかり入っている
水温が低い季節や病後で体力が戻りきっていないような時は低タンパクで消化に優れた植物性のタンパク質などがおすすめです。
原材料について
メーカーさんによっては原材料の記載がされています。注目すべきポイントはタンパク質として配合されている原材料です。メダカが効率よくタンパク質を吸収する為には色々な良質なタンパク源を原料に使っているかが大切になってきます。
● オキアミミール
● フィッシュミール
● イカミール
● 昆虫ミール
● 大豆ミール
● 卵白の粉末
● 卵黄の粉末
などなど
現在与えている餌のパッケージに記載があるようなら、何が何種類使われているか是非確認してみてください。
人口餌の選び方まとめ
人口餌はメダカにとって主食となる基本の餌です。値段に大きな幅があるのは餌に使われている原材料の種類と質の差が大きく影響しています。季節やメダカの体調に合わせた餌選びをするために保証成分の割合や使用されている原材料を見比べながら検討されてみてはいかがでしょうか??
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