今回はPSBの役割とメダカを飼う上でPSBをどうやって活用するのが良いのかを解説します。またPSBの培養方法についても掘り下げます。
定期的にメダカが死んでしまう、メダカの針子が育たない方は必見です!
メダカ飼育におけるPSBの役割と活用法
PSBとは?
PSBとは光合成細菌をメインとしたバクテリアの仲間です。光合成細菌の菌体成分には豊富なアミノ酸やビタミンが含まれています。
メダカ飼育におけるPSBの役割
● メダカの栄養補給
● メダカの免疫力を高める
● ミジンコやゾウリムシなど微生物の餌
メダカの食べ残した餌や排泄物などの有機物はアンモニアとなり水質をどんどん悪くしてなってしまいますが、PSBには有機成分(アンモニア)などを分解する働きがあるため水質を保つ役割をします。特に小さい容器でメダカを飼育している場合、水質の悪化スピードが早いのでPSBを入れておくと水質が安定する効果があります。
PSBはメダカにとって呼吸するだけでエラや皮膚から栄養を吸収することができるバクテリアだと言われています。餌を上手く食べられない針子を育てるにも効果は抜群です。
また、メダカの免疫力を高め病気予防にも役立ちます。
メダカ飼育におけるPSBの活用法
● 定期的に水槽内に投入する
● メダカの栄養補給として与える
新規メダカ容器を立ち上げる際、新しい水の中にはバクテリアは存在していません。そこでメダカを入れる前にメダカの住みやすい環境作りのためにPSBを投入します。
PSBはメダカ容器の中で勝手に増殖する菌ではないので定期的に投入してください。
針子の栄養補給としてPSBを与える方法としては、霧吹きにPSBを入れておき、お出かけ前に2~3回飼育水に吹きかけて与える方法が簡単で効率良くできました。
PSBの培養方法
用意するもの
● ペットボトル
● エビオス錠
● 水道水
基となるPSBは市販されているメーカー品では培養するのが非常に難しいので、培養を目的として販売している物を選びましょう。
培養を目的としたPSBには培基(バクテリアの餌)付きで販売されていることが多いですが、一般的にエビオス錠で培養する方が多い様です。
動画で培養方法を観る
失敗を覚えてPSB培養ができるようになりました。【パクパクめだか様のYouTube動画より】
まとめ
メダカ飼育においてPSBを使うメリットはおわかりいただけたでしょうか?
水質安定のため、病気予防のため、針子の育成のため、などなどPSBを活用している人が多い理由がわかります。
必ず使わなくてはならないというものではないので、メダカ飼育が上手く軌道に乗らない方は試してみてください!
また、培養にチャレンジしてみたいという方は是非動画の培養方法を参考にトライしてみてください。
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