今回の規制では改良メダカは対象外!!
ヤフオク、メダカの出品が禁止へ!!
空前のメダカブームの最中発表されたこのニュース、皆様はどう感じましたか??
放流問題や窃盗事件などが多発し社会問題に発展している今、規制がかかるのは仕方がないと思う反面、ヤフオクで販売することを目的に増やしたメダカの行き場所を失うことで大量のメダカが放流されてしまうのではないかと懸念しています。
もう一つ気になる点として「個人での出品が禁止」という点。メダカ屋(法人)としては出品できてしまうのでしょうか??この場合、メダカ屋さんにとっては競合が減ってある意味独占できてしまいます。逆に買う側からすると選択肢が少なくなった出品物を競い合って落札しなくてはならないので今までより相場が上がる可能性があるということです。
いずれにしても、今回の規制によりメダカブームに与える影響は非常に大きく今後のメダカ業界に大きな変化をもたらすことでしょう。
今後考えられるメダカの販売方法
● メダカイベントや地域催し物での出店
● 無人販売所の設置
● 対面式販売の実施
現在、ジモティやBASEなどのオンラインショップなどに規制は掛かっていませんが、ヤフオクが動いたことで今後これらにも影響があると思います。私自身オンラインショップを立ち上げたばかりの最中の出来事で呆然としております。今後の販売方法として上記にあげた方法が代表的になってくるであろうと思うのですが、販売者とユーザーの間で関わりを持たずに取引できるものでなくなるため新規ユーザーを取り込むことが難しくなってしまうのではないでしょうか?
スパイメダカの今後を考える
定期的に出品していたヤフオクが出品禁止とされ、仮にオンラインショップも規制の方向になってしまった場合、今まで通りインスタのDMによる販売と、定期的に開催されるイベントへ出店をさせて頂こうと思います。来シーズンにはスパイメダカ主催でイベントも計画予定でいます。今回の規制によりメダカブームに歯止めされる形になってしまいますが、ルールを守り、より多くの方とメダカで繋がっていけたら良いなぁと思います。
ブームの終焉か?
いつの時代もブームはあります。そして大きなブームが起こると必ず社会問題が伴います。今回のブームと社会問題、それに伴う規制に最も類似しているのは熱帯魚ブームではないでしょうか??
熱帯魚ブームは30年ほど前くらいになるでしょうか。あちらこちらに熱帯魚店ができ、人で溢れかえっていたことを思い出します。熱帯魚ブームの時も今回と同じように「放流」が社会問題になりました。お堀に放たれたグッピーやネオンテトラ、池に放たれたガーパイクやアロワナ。川や用水路に放たれたプレコなどなど。熱帯魚のため冬を越せずに死滅した品種もいれば、温暖化や温泉地帯などの暖かい地域で環境に順応して繁殖してしまい生態系に大きな影響を与えてしまった品種もいます。その結果、「輸入や販売に制限」がかかったのだと思います。規制がかかるという事は、様々なルールができるという事です。人は自由に行なっていたことにルールができると窮屈に感じる生き物です。息抜きであり快楽であったことにストレスを感じることにより、そこから解放されるために趣味を手放すのだと思います。そして迎えるブームの終焉。熱帯魚をやっている人口が減るにつれパタパタと熱帯魚店も撤退し始め、それに伴い離れていく人の数も加速しブームは終焉となりました。
もともとコアなファンや一部の物好きで楽しんでいたことをミーハーな人たちが飛びつき便乗することによりブームは起こります。ブームになると脚光を浴びた気持ちになり嬉しい反面、流行に飛びつくモラルのない人たちに社会問題につながるようなことを簡単にされてしまう恐怖も感じます。
個人的な考え方ではありますがブームは終焉となっても良いと思っています。ルールを守れないモラルの無い人たちが離れ本当のメダカ好きが社会的モラルを基に楽しくメダ活していけたらと心から願います。
まとめ
まずは今回報道を受け急遽執筆しているため、本文内でふさわしくない言い回しや勉強不足な点も多々あることをお許しください。
ヤフオクへのメダカ《改良メダカは含まない》の出品が禁止されるのは1ヶ月後の9月29日です。おそらくそれ以外にもこれから規制はされていくものと思われます。これにより多くのメダカユーザーが買いにくく、売りにくい状況になるのは必須です。また売買されている相場も調べにくくなりますので、それを良い事に詐欺まがいなことも発生することが予想されますので十分に注意してください!!
本当にメダ活が楽しい!!メダカを愛している!!初心者だけどこれから本気でやりたい!!という方々でメダカ業界を守っていきましょう!!
今回、メダカの出品が禁止になるという情報の基に記事を作成しましたが、改良メダカは対象外だと判明いたしました。私自身困惑しましたが、誤報のような形となってしまったことを深くお詫び申し上げます。
コメント